こんばんは、コーガです。
以前絶対音感を持っているという話を書きましたが、
今回は僕が思っている、絶対音感を持つメリット、デメリットを書いていきたいと思います。
ちなみに僕はピアノをやってきたわけじゃなく、音大とは無縁な元合唱団所属の絶対音感保持者です。
絶対音感保持者がどういうことを感じているんだろう?とか、子供に絶対音感付けようかな?って考えてる方の参考になれば幸いと思って書きました。
Contents
絶対音感のメリット
曲を覚えるのが早い
譜読みとか、暗譜は絶対音感持ってない合唱団の同期よりは断然早かったと思います。
絶対音感って、音に対する記憶が強いんですよ。
楽譜読んだら頭の中で自分のパートのメロディーを音高正しく流せます。
なので、楽譜見て歌っていいのなら初見でも歌えました。(ただしリズムが単純なものに限る)
また、電車などでの移動時間中にちゃっちゃと覚えられたりしました。
余裕ができたら他のパートも覚えて曲の流れを把握したりもできたので便利ですね。
カラオケにおいても、簡単な曲なら1度聞けばうろ覚えでもある程度形にできますし、
デュエット曲も両方のパートを覚えて対応できる相手を増やしたり、多重録音してみたりっていう遊びも簡単にできます。
発声や曲練習時に鍵盤がいらない
頭の中で音を鳴らせるので音程が迷子になることがないですね。
場所的に鍵盤を持っていきにくい場所、まあ僕は自宅のクローゼットの中で発声練習とかしてるので、非常に助かってます。
どこでも正しい音高で練習できます。
スマホアプリで鍵盤のアプリがありますが、音量調節に限界があるし、鍵盤が細いし鍵盤数を多く表示できないしでストレスが溜まるんですよね。
そういう煩わしさがないです。
曲のキーが分かる
とあるバーに行ったときの話です。
ギターやピアノを弾いて下さる方がいて、それぞれ歌わせて頂いたことがあるのですが、
「キー何にする?」って聞かれたときに、すぐさま「Eで」とかオーダーして歌えました。
まあこれはスッと希望のキーに変えられる奏者の方が凄いと思いますが。
ちなみに自分のレパートリーすべての曲のキーは把握しております。キー変更込みで。
音程正確率が高い
合唱団である程度発声が鍛えられてからの話になるんですが、
LIVEDAMの精密採点DXを初めてやったときのアベレージが90%位でした。
さらに突き詰めていって、レパートリー500曲くらい歌った時のアベレージが92%いきました。
自分でコントロールできる音高なら微妙な修正が効くのが大きいです。
絶対音感持ってて音痴っていう方は発声がしっかりしてくれば90%は越えられると思ってます。
単純に優越感
なろう小説の「俺TUEEE!」みたいな状態ですよね。相対音感も備わっていることが前提ですが。
合唱団の先輩や同期から何故か経験者扱いされたりしました。
発声は完全な素人だったんだけどなあ。。。
音大とか、プロの世界になったらそういう優越感なんてのはないんでしょうけれども。
絶対音感のデメリット
疲れやすい
機械のピー音やサイレンの音、人の話し声、犬の鳴き声なども音階に聞こえるので、絶対音感ない人よりも耳に入ってくる情報量が多い感じがしますね。
とは言っても僕はそこまでじゃないと思います。
音階を意識しないこともできますが、無意識下で処理しててそれで頭が疲れるんだろうなあと思います。
音楽鑑賞を素直に楽しめない
曲の流れに乗るよりも先に、曲のメロディーの音高や、和音、楽器の構成が気になってしょうがないんです。
気づけばベース音を追っていたり、メロディーちょっと下ずったなって感じたり。
細やかなところまで神経が行き届いてるプロの演奏か、編集が入った後のCD音源くらいしか安心して聴くことができません。
持っててよかった絶対音感
いかがでしたでしょうか。僕が感じる絶対音感のメリット、デメリットを挙げてみました。
デメリットが大きいように思いますが、それでも、絶対音感持ってて良かったと思います。
そうでなければ、ここまで音楽、歌、カラオケにハマらなかったと思いますし。
得意なフィールドを作って自信を持つことができました。
この能力のおかげで凄い!って思ってもらえるきっかけになってるので、こんな僕でも1つでも取り柄があるんだ!って感じで心の拠り所にしています。
そんな感じで終わります。
以上です。